元マネージャー・「I LOVE YOU」の著者が、10年かけて綴り直した最期の日々の、
記録、感動、想い、感謝…
■80年代を疾走し、衝撃的な死を迎え、今や伝説となった尾崎豊。学校、大人、様々な権威への反抗を謳ったそのメッセージは、当時の若者を熱狂的に捉えて、カリスマ的な存在であった。彼自身の生き方もまた栄光と挫折の物語である。いつの時代の若者にとっても共通である、疾走感、繊細さ、悩み深さ、悲しみ、純粋さ…の凝縮した世代を越えたきらめきを伝える本である。
■本書は、彼が最初の挫折をし、渡米。帰国してからもう一度栄光にチャレンジしようとしたとき、個人事務所を立ち上げたパートナー、鬼頭明嗣氏が綴る、これまで明らかにされなかった尾崎豊の物語である。挫折し、仲間との出会いがあり、会社を立ち上げ、もういちど栄光のステージをやり遂げる。あまりの過剰さと繊細さが二度目の挫折となり、やがて死が…。
■完全に行動をともにした鬼頭明嗣氏が当時のメモや記憶を総動員しながら今でこそ語れることが満載である。10年前のベストセラー「I Love You」では語り尽くせなかった内容、「最後の一年ほどの尾崎がどんな風だったか、そして、どのようにして死に至ったか」が克明に記される。
■最期のコンサートツアー写真、多数収録
本文見出し抜粋
栄光の伝説/夢の会社設立/父死す/夢に向かって挑戦/普遍な人気/生きる感謝/約束の有言実行/生きるいきがい/栄光の正念場/豊、そして僕の幸福/別離/死、価値のある遺言/永遠の最終章
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